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ブランド研究

CHAGEE(チャジー、霸王茶姫)とは何者か。店の仕事のデジタル化と1品集中で儲ける仕組み、加盟の条件、日本上陸はいつか

公開資料と現地の取材、当社スタッフが上海とソウルの店で見たものを重ねて、CHAGEEの勝ち方と、2026年に見えてきた壁、日本上陸の現在地を整理しました。飲食店が真似できることと、できないことも分けて書いています。

公開日 2026年9月19日(更新日 2026年10月7日)

CHAGEE(チャジー、中国語名は霸王茶姫)は、中国・雲南省昆明で2017年に生まれたティードリンクのチェーンで、2025年4月に米国NASDAQに上場し、2026年6月末の店舗数は7,639店です。読み方は「チャジー」で、台湾ではなく中国のブランドです。日本には2026年9月時点で店がなく、日本法人の設立と公式SNSの開設まで進んだ段階です。強さの中身は3つで、看板商品の「伯牙絶弦(はくがぜっけん)」1品が売上の4割以上を稼ぐ集中戦略、注文から受け取りまでをアプリと機械でデジタル化した仕組み、そして加盟店に原料と設備を売って稼ぐ本部の仕組みです。

日本については、この記事の公開時点で正式な発表はありません。ただ、2025年4月に東京都港区で日本法人が登記され、2026年4月30日には日本向けの公式Instagramが開設されています。同じ日に韓国のソウルで3店が同時に開き、初日から数時間の行列ができました。この記事では、仕組みと限界を順に書きます。金額は1元を約23円で換算しています。

中国・鄭州の商業施設にあるCHAGEE(霸王茶姫)の店舗外観。木目調の壁に赤い丸のロゴと、CHAGEE・霸王茶姫の白い看板文字が並ぶ
中国・鄭州の商業施設に入るCHAGEEの店舗。京劇の女形をモチーフにした赤い丸のロゴと、木と金色を基調にした店構えは、どの国の店でもほぼ同じです(撮影: Windmemories、2024年8月、Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)

CHAGEEとは。数字で見る現在地

まず、この会社の大きさを公開されている数字だけで並べます。

項目数字時点
創業2017年、雲南省昆明市。創業者は張俊傑氏。1号店は2017年11月に昆明で開店
本社四川省成都市(2021年に昆明から移転)。海外事業の拠点は上海
店舗数7,639店(加盟6,756店、直営883店。中国本土・香港・マカオ7,240店、海外8か国399店)2026年6月末
売上高129億1,000万元(約3,000億円)、前年比4.0%増2025年通期
取扱高(GMV)315億8,000万元(約7,300億円)2025年通期
直近四半期売上34億1,500万元(前年同期比2.5%増)、営業利益5億2,500万元、純利益4億6,500万元2026年4〜6月
上場米国NASDAQ、2025年4月17日、ティッカーCHA。調達額約4億1,100万ドル
看板商品伯牙絶弦(ジャスミン緑茶のミルクティー)。2022年1月から2025年6月までに累計12億5,000万杯2025年8月
主な価格帯(中国)1杯15〜22元(約350〜510円)2025年
会員登録2億5,700万人、四半期の利用会員4,710万人。利用会員の再購入率43%超2026年6月末
1店の平均月商(中国)33万8,259元(約780万円)2026年4〜6月
日本法人CHAGEE JAPAN株式会社(東京都港区赤坂)。2025年4月1日設立2025年4月

店舗数の伸び方が特徴的です。2022年末に1,087店だったのが2023年末に3,511店、2024年末に6,440店と、2年で6倍になりました。売上も2022年の4億9,200万元から2024年の124億500万元へ25倍です。一方で2025年以降は伸びが急に鈍り、2026年は会社自身が「調整と安定の年」と呼んでいます。この落差が、この記事の後半の主題です。

店舗数の推移(全世界・店) 1,0872022年末 3,5112023年末 6,4402024年末 7,4532025年末 7,6392026年6月 出所: 目論見書(F-1)、2025年度年次報告書、2026年第2四半期決算
2023年と2024年の2年間で5,353店増えたあと、2025年は1,013店、2026年上半期は186店の純増にとどまっています。

8年で7,600店。3つの転機で読む歴史

CHAGEEは最初から都市部の人気ブランドだったわけではありません。転機は3つあります。

年できごと意味
2017年雲南省昆明で創業。創業者の張俊傑氏は10歳で孤児になり、17歳でミルクティー店の見習いから始めて5年で地域責任者になった人物。11月に1号店店名は京劇「覇王別姫」から。雲南のお茶と中国の伝統文化を看板にする
2019年マレーシアに初の海外店。以後シンガポール、タイへ中国国内で大きくなる前に海外へ出た点が他社と違う
2021年本社を昆明から成都へ移し、英語名をCHAGEEに変え、ロゴも一新。同年4月に設備メーカーの提点科技(TEDIA)と提携し、自動調飲機の導入を始める転機1。当時の店舗数は400店弱。ここから「ブランド」と「仕組み」の両方を作り直した
2022年商品を「原葉鮮奶茶」(茶葉から淹れたお茶と牛乳だけのミルクティー)に絞る。売上4億9,200万元、純損失9,100万元転機2。タピオカやチーズフォームのような重い商品を捨て、伯牙絶弦を主役にした
2023年1年で2,424店の純増。売上46億4,000万元、純利益8億300万元で初の黒字。8月に業界で初めて全商品のカロリーを公開転機3。健康志向の若い層をつかみ、加盟希望者が殺到した
2024年6,440店。売上124億500万元、純利益25億1,500万元。パリ五輪の期間にパリで期間限定店1店の月商は年平均で51万2,000元。加盟希望者の審査待ちが続く
2025年4月NASDAQ上場。5月に米国ロサンゼルスに1号店、8月にフィリピン「東洋のスターバックス」と呼ばれ、時価総額は初日で59億ドル超
2026年4月韓国ソウルに3店同時開店。日本向けInstagramを開設海外が8か国に。海外の取扱高は前年の2倍超

3つの転機に共通するのは、「削ること」です。商品を1つに絞り、人の技術に頼る工程をアプリと機械に置き換え、ブランドの見た目を1つの記号に寄せた。次に書く強さの理由は、この3つの「削り」の結果です。

強さの理由1。伯牙絶弦の1品に集中する

CHAGEEの看板は「伯牙絶弦」という、ジャスミンの香りをつけた緑茶(茉莉雪芽)と牛乳だけで作るミルクティーです。中国語圏の分析記事が必ず引く数字が2つあります。

商品と原料を絞ると、店側では在庫が回り、仕込みが単純になり、機械化しやすくなります。在庫の回転は5.3日、物流費は取扱高の1%未満です。客側では「あの店といえばこれ」が決まり、注文の迷いが消えます。

中身も公開されています。会社の説明では、伯牙絶弦1杯のうち約66%がその場で淹れた茶葉のお茶、約19%が牛乳、約8%が「冰勃朗」という植物性の基底乳、約7%が好みで選ぶシロップです。この基底乳が「粉末クリームと同じではないか」と2025年に議論になり、会社は牛乳の比率は19%だと反論し、検査でもトランス脂肪酸は検出されていません。この論争自体が、CHAGEEが「健康」を看板にしてきたことの裏返しです。

健康の打ち出しは2023年8月に始まりました。新華網によると、CHAGEEは業界で初めて商品ごとの「産品身份証(商品の身分証)」を作り、カロリー、たんぱく質、茶ポリフェノール、脂質を公開し、糖度と氷の量を選ぶとカロリーが出る計算機をアプリに載せました。「茶に人工香料を使わない、1杯にトランス脂肪酸を含まない、牛乳に粉末クリームを使わない」という3つの決まりを掲げています。

上海のCHAGEE店舗のバックヤード。上段の冷蔵庫に茉莉雪芽・桂花烏龍・錫蘭紅茶と書かれた茶の容器、下段に冰博朗専用・牛奶専用と書かれた液体の容器、カウンターにCHAGEEブランドの鮮牛奶のパック
上海の店舗のバックヤード。上の冷蔵庫には「茉莉雪芽(ジャスミン緑茶)」「桂花烏龍」「錫蘭紅茶」とラベルを貼った抽出済みのお茶の容器、下には「冰博朗専用」「牛奶専用」と書かれた容器、カウンターにはCHAGEEブランドの牛乳パック。66%、19%、8%の中身がそのまま並んでいます(撮影: 当社スタッフ、2026年9月、上海)
裏側: 1品集中には代償があります。36氪によると、2025年に出た新商品は8品で、業界平均の41.5品を大きく下回りました。「半年CHAGEEを飲んでいない。新しいものが無いから」という客の声が記事に出ています。2026年4〜6月には新商品を17品出していて、これは四半期で過去最多です。集中戦略を緩め始めたと読めます。

強さの理由2。注文から受け取りまでをデジタル化

CHAGEEの店では、注文が入ってから1杯が客の手に渡るまでの工程が、ほぼすべてアプリと機械の上で動いています。上海の店舗で当社スタッフが見た流れは、次の5段です。

段階店で起きていること出どころ
注文アプリ、テーブルのNFC(スマホをかざす)、QRコードで注文する。レジに並ばない上海の店舗(写真)。韓国では開店前にアプリが4万6,000件ダウンロードされた(決算説明会)
製造カップに貼ったQRコードを機械が読み取り、お茶、牛乳、糖を自動で計量して注ぐ。500mlで平均8秒、店舗間の味のばらつきは0.2%以内会社の公式通報文(2026年1月)、設備メーカーの公表値
受け渡し店内の画面に「製作中 4件6杯」「お受け取りください」と注文番号が出る。店員が呼ばない上海の店舗(写真)
顧客登録会員2億5,700万人、四半期の利用会員4,710万人、利用会員の再購入率43%超。商品ごとのカロリー計算機もアプリの中にある2026年第2四半期決算
本部新しいレシピを全店の機械に一括で配信する。在庫の回転は5.3日、物流費は取扱高の1%未満目論見書、設備メーカーの公表資料

会社が2026年1月に出した公式の通報文には「原葉鮮奶茶の製作はすべてQRコードのスキャンによって機械が自動で完了し、人と原料の分離を実現している」とあります。ここで言っているのは機械の性能ではなく、注文のデータがそのまま製造の指示になる、ということです。店員は配合表を覚えず、カップをかざして、機械が注いだあとの氷、シェイク、シールをやります。1年で2,400店増やせた背景の一つは、新人を1週間で戦力にできたことです。

上海のCHAGEE店舗のテーブルに貼られた注文用のシール。「碰一下・点餐」(かざして注文)の文字とNFCのマーク、QRコードが印刷されている
上海の店舗のテーブルに貼られた注文用のシール。スマホをかざすか、QRコードを読むと注文画面が開きます。注文は最初からデータとして入ります(撮影: 当社スタッフ、2026年9月、上海)
上海のCHAGEE店舗のカウンター。CHAGEEのロゴと数値の画面が付いた自動調飲機が2台と、カップのシール機、計量カップが並ぶ
上海の店舗のカウンター。CHAGEEのロゴが付いた自動調飲機(画面に数値が出ている機械)と、カップのシール機が並びます。機械の外装にはCHAGEEのロゴしかなく、メーカー名は外からは分かりません(撮影: 当社スタッフ、2026年9月、上海)

製造の段の機械については、上海と蘇州に拠点を置く設備メーカーの提点科技(TEDIA)が、2021年4月からCHAGEEの戦略提携先だと公表しています。当時のCHAGEEは400店弱でした。500mlで平均8秒、計量の誤差1g未満、店舗間の味のばらつき0.2%以内、新人研修の時間を50〜80%短縮、という数字は同社の自社発表で、第三者の測定ではありません。会社の公開資料に設備メーカーの名前は出てこないため、現在の全店がTEDIA製の機械を使っているかどうかは確認できません。

ここで大事なのは、デジタル化しても人は減っていないことです。証券会社のレポートによると、CHAGEEの平均店舗面積は80平方メートル、平均従業員数は15人で、中国の主要チェーンの中でも多い方です。理由は、機械がやるのは液体の抽出と計量までで、氷、シェイク、カップのシール、トッピングは人がやるからです。効果は人件費ではなく、教育の速さ、ピーク時の処理量、味の一貫性に出ています。

現場の声もあります。钛媒体が取材した店員は「機械の校正をしばらくしていないと出杯が遅くなる。校正し直すと時間を取られ、目標未達だとサービス残業になる」と話しています。虎嗅によると、閉店後の清掃を外部委託する店が2025年7月時点で中国の1,350店あり、機械の分解と拭き取りを含めて2〜3時間かかります。機械は魔法ではなく、校正と洗浄という新しい仕事を店に持ち込んでいます。

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儲かる仕組み。本部の収入の8割は原料、設備は加盟店に売る

CHAGEEの店の88%は加盟店です。では本部は何で稼いでいるのか。2024年の収入の内訳です。

収入の種類2024年割合中身
原材料・包材の販売98億9,000万元80%茶葉、牛乳、基底乳、シロップ、カップなどを加盟店に売る
設備の販売9億元7%自動調飲機、ミルクフォーマー、製氷機などを加盟店に売る。粗利率28%
加盟に関するサービス8億4,000万元7%加盟費、売上連動の運営費、研修など
直営店など残り6%直営店の売上ほか

加盟金や売上の分け前ではなく、原料の卸が本部の商売です。この点は、当サイトで先に取り上げた蜜雪氷城(MIXUE)と同じ構造です。違いは設備の売り方にあります。CHAGEEは自動調飲機を買い切りで加盟店に売っていて、SECの開示ではリース資産ではなく棚卸資産として処理されています。加盟店が払う設備費は16万元(約370万円)で、本部はそこに粗利28%を乗せています。

売り切りには弱点があります。設備の売上は2023年の5億6,300万元から2024年に8億9,800万元へ増えたあと、2025年は3億5,700万元と6割減りました。店舗の純増が2024年の2,929店から2025年は1,013店に減ったからです。設備の売上は「新しく開く店の数」に完全に連動します。

本部の利益率は高いままです。2026年第2四半期の粗利率は54%、営業利益は5億2,500万元、純利益率は13.6%で、14四半期連続の黒字です。2024年の純利益率は20.3%でした。原料を高い粗利で売り、加盟店が店の家賃と人件費を負担する構造なので、店の採算が悪化しても本部の利益は先に崩れません。次の章で書く加盟店の数字と、ここに書いた本部の数字の差が、2026年のCHAGEEを読む鍵です。

加盟の条件。開業前に51万元、設備だけで16万元

加盟店の側から見た条件は、中国の証券会社2社のレポートに載っています。中国の条件で、日本の条件は公表されていません。

費目金額日本円の目安性質
加盟合作費1万9,800元約46万円初期・一括
開店綜合服務費5万元約115万円初期・一括
保証金2万元約46万円預託
設備費16万元約370万円初期・買い取り
初回の原料・包材10万元約230万円初期
内装15万元〜約350万円〜初期
開業前の予算の合計51万5,000元〜約1,180万円〜物件の取得費を除く
家賃などを含めた総投資80万〜120万元約1,840万〜2,760万円
ブランド使用料年1万5,000元年約35万円継続・固定
売上連動の運営費・販促費売上の3%継続・従量(2025年まで)

設備と内装で開業前予算の約6割を占めます。蜜雪氷城の加盟が「加盟費は年1万元前後で、本部は売上の分け前を取らない」型だったのに対し、CHAGEEは設備を高く売り、売上の一部も取る型です。その代わり、1店の売上は蜜雪氷城の数倍あります。証券会社の試算では、2024年5月の時点で1店の月商48万3,000元(約1,110万円)、粗利率62%、営業利益率20%、投資の回収期間9か月と試算しています。この「9か月で回収」が加盟希望者を集めた最大の理由でした。

この条件は2026年に大きく変わりました。21世紀経済報道によると、2026年から管理費やITサービス費などの固定の費用を廃止し、代わりに売上連動の取り分を3%から17%に引き上げ、原料の卸価格を20〜40%下げています。加盟店の負担を売上に連動させる方向で、本部が加盟店の不振を一部引き受けた形です。ただし同紙が取材した加盟店は「改善は1〜2%にとどまる」と話しています。

2026年に見えてきた壁。1店の月商が4割減った

ここまでが「なぜ勝ったか」です。ただ、2025年から2026年にかけての決算は、この仕組みが曲がり角に来ていることを示しています。1店あたりの数字を時系列で並べます。

1店あたりの平均月商(中国・万元) 57.42023年10〜12月 51.22024年通年 38.02025年7〜9月 33.72025年10〜12月 33.82026年4〜6月 出所: 目論見書、四半期決算、21世紀経済報道、36氪
2023年末のピークから2年で4割減。2026年に入って下げ止まりましたが、戻ってはいません。

理由は4つあります。

本部の対応は3つです。1つ目は出店の抑制で、2026年上半期の純増は186店にとどめました。2つ目は前の章で書いた加盟条件の変更です。3つ目が直営化で、直営店は2024年末の295店から2026年6月末には883店に増えました。21世紀経済報道は、本部が採算の悪い加盟店を買い取る「収店」を進めていると伝えています。2024年に加盟店に高値で売った店を、2026年に本部が安く買い戻している構図です。

推計の扱いについて: 「回収9か月」は2024年5月時点の証券会社の試算で、月商が4割減った後に同じ精度で試算し直したレポートは見つかりませんでした。「1年以上」「回収の見込みが立たない」はメディアと加盟店の証言です。方向として悪化していることはSECに開示された1店あたりの月商で裏が取れますが、現在の回収期間の数字は確定していません。

海外が成長の柱に。韓国は3日で1万6,000杯

中国が足踏みする一方で、海外は伸びています。2026年第2四半期の海外の取扱高は5億400万元で前年同期比114.3%増、店舗数は399店です。取扱高全体に占める割合はまだ7%弱ですが、会社は海外を「主要な成長エンジン」と位置づけ、2026年3月の時点で海外に約200店を新設する計画を示しています。

国進出状況
マレーシア2019年海外最大。2025年9月に200店を超えた
シンガポール2019年チャンギ空港にも出店
タイ2019年店頭価格は85〜115バーツ(約425〜575円)と日本の旅行ブログが伝えている
インドネシア2025年ジャカルタなど。伯牙絶弦の系統が杯数の3割以上を占める
米国2025年5月ロサンゼルスのウェストフィールド・センチュリーシティに1号店。14種のお茶と9種の焼き菓子
フィリピン2025年8月マニラ首都圏のSMノースEDSAに1号店
ベトナム2025年タイ、インドネシアと並んで伯牙絶弦の系統が杯数の3割以上
韓国2026年4月30日ソウルの江南、新村、龍山に3店同時開店。2026年10月時点で10店。レギュラーサイズ4,900〜6,600ウォン(約530〜710円)

韓国は初動の数字が出ています。3店で最初の3日間に1万6,000杯を超え、アプリのダウンロードは4万6,000件を超えました。開店当日は数時間の行列ができ、注文から受け取りまで3時間以上かかった人もいたと報じられています。韓国のアイドルグループIVEのウォニョンさんが配信で飲んで話題になり、その後グローバルのアンバサダーに就いたことが、日本での「日本上陸はいつ」という検索の多さにもつながっています。

海外の店は直営が中心です。海外399店のうち直営は259店で、中国本土の直営比率とは逆です。新しい国では本部が自分で店を作って型を固め、加盟店に広げるのは後にする方針と読めます。

当社スタッフが市庁駅の店で見たこと。成分表、ティーエスプレッソ、朝に作って冷蔵で持つ液

2026年10月4日の朝、当社スタッフがソウル・市庁駅の近くの店を訪ねました。この店は2026年5月の開店で、店内の掲示によると、韓国の店は10店に増えています。上海の店と同じ、木と金色の店構えでした。

値段はレギュラー4,900〜7,100ウォン。茶葉は6種類を使い回す

メニュー表は、フレッシュミルクティー、フルーツティー、ストレートの茶、ティーエスプレッソ、抹茶の5つに分かれています。茶葉はBO·YAジャスミン、ピーチウーロン、大紅袍、キンモクセイウーロン、ラプサンスーチョン、鉄観音の6種類で、ミルクティーもフルーツティーもストレートも、この6種類から作ります。値段はレギュラーで、ストレートの茶が4,900〜5,200ウォン、ミルクティーとフルーツティーが5,300〜5,600ウォン、抹茶が5,900〜7,100ウォンでした。1,000ウォンを約110円とすると、ミルクティーは580〜620円ほどです。

ソウルのCHAGEEのメニュー表。フレッシュミルクティー、フルーツティー、ブルードティー(ストレートの茶)の3列に、BO·YAジャスミンや大紅袍などの商品名とRとLの値段が並ぶ
ソウルの店のメニュー表。左からフレッシュミルクティー、フルーツティー、ストレートの茶で、値段は千ウォン単位。RとLの2サイズ(撮影: 当社スタッフ、2026年10月、ソウル・市庁駅)

看板のBO·YAジャスミンは、中国の伯牙絶弦にあたる商品です。店のカードには「雲南の高級ウーロン茶にジャスミンの花の香りを加えた」と書いてありました。中国ではジャスミン緑茶として説明されることが多いので、韓国で茶葉を変えたのか、説明の違いなのかは、この記事の時点では確かめられていません。

CHAGEEソウル店の入口に置かれた、茶葉の香りを嗅がせる装置。フラスコに茶葉が入り、真鍮のラッパと黒いゴムのポンプがつながっている。手前にBO·YAジャスミンティーのカード
入口にある、茶葉の香りを嗅がせる装置。フラスコに茶葉が入っていて、黒いポンプを押すと真鍮のラッパから香りが出る。カードは「香りを表す3語、説明2行、ベースの茶」の型(撮影: 当社スタッフ、2026年10月、ソウル・市庁駅)

ティーエスプレッソは、同じ茶葉で400〜500ウォン高い

メニューの右側に「ティーエスプレッソ」があります。ピュア、ラテ、フラッペの3通りで、大紅袍ならピュアが5,400ウォン、ラテが5,900ウォンです。同じ大紅袍のストレートの茶は5,000ウォン、ミルクティーは5,400ウォンなので、名前を変えた商品が400〜500ウォン高く売られています。店にエスプレッソマシンはありません。

中国の証券会社のレポート(2025年7月)によると、CHAGEEは2025年3月に中国で、砂糖も乳も入れない茶と、茶のラテの2本立てを「2杯目の茶」として出しています。コーヒーのアメリカーノとラテにあたる商品で、買っているのは男性が7割近く、27〜37歳が中心だそうです。市庁駅の店のピュアとラテは、この2本を持ってきたものでした。中国でこの商品を出した背景には、前の章で書いた既存店の売上の落ち込みがあります。店を増やすより、1店で新しい客層を取る方針に切り替え、その手段のひとつがこの商品でした。

ソウルのCHAGEEのメニュー表。左に抹茶シリーズ、右にティーエスプレッソのピュア、ラテ、フラッペが並び、大紅袍とラプサンスーチョンの値段が書いてある
抹茶シリーズとティーエスプレッソのメニュー表。ティーエスプレッソはピュア、ラテ、フラッペの3通りで、茶葉は大紅袍とラプサンスーチョン(撮影: 当社スタッフ、2026年10月、ソウル・市庁駅)

成分表が店に貼ってある。ピュアは砂糖なしで約1kcal

店内には、全商品の栄養成分表が100mlあたりで貼ってありました。写真を拡大して読んだ数字を、アイスでいくつか並べます。

商品(アイス、100mlあたり)熱量たんぱく質糖類飽和脂肪カフェイン
BO·YAジャスミン ミルクティー41.1kcal0.59g5.02g1.34g25.1mg
大紅袍 ミルクティー44.1kcal0.64g4.67g1.60g13.9mg
大紅袍 ストレートの茶21.6kcal0.05g4.65g—19.8mg
レモン・ジャスミン フルーツティー40.1kcal0.14g8.37g—28.9mg
大紅袍 ティーエスプレッソ ピュア0.8kcal0.01g——10.7mg
大紅袍 ティーエスプレッソ ラテ44.0kcal1.71g4.35g1.34g18.6mg

出所: ソウル市庁駅店の店内に掲示された栄養成分表を当社スタッフが撮影し、読み取った数字(2026年10月4日)。写真からの読み取りなので、細かい数字は現物の掲示で確かめてください。

ピュアには砂糖が入っていません。ストレートの茶は砂糖入りが標準なので、無糖で飲みたい人の受け皿がティーエスプレッソになっています。ホットのラテは、たんぱく質も飽和脂肪も牛乳そのものに近い数字でした。9割近くが牛乳で、そこに濃い茶を少し足した商品と考えられます。

ミルクティーは、たんぱく質が0.6g前後しかないのに、飽和脂肪が1.3〜1.6gあります。牛乳だけなら、このたんぱく質の量に対する飽和脂肪は0.5g前後なので、脂肪のほうが2〜3倍多いことになります。前の章で書いた配合(牛乳が約19%、基底乳の冰勃朗が約8%)で計算すると、牛乳19%から出るたんぱく質は約0.6gで、韓国の成分表と合います。韓国の店も中国と同じ配合で作っていると見てよさそうです。

表の黄色い枠は、カフェインが100mlあたり15mg以上の商品に付いていました。韓国では、カフェインが1mlあたり0.15mg以上の液体の食品に「高カフェイン」の表示が要ります。韓国の表示の決まりに合わせていると見られます。

CHAGEEソウル店の店内に掲示された栄養成分表。商品ごとに熱量、たんぱく質、糖類、飽和脂肪、ナトリウム、カフェインが100mlあたりで並び、カフェインの列が黄色く塗られている
店内に掲示された栄養成分表(100mlあたり)。右から2列目のカフェインが黄色く塗られ、15mg以上の行に枠が付く(撮影: 当社スタッフ、2026年10月、ソウル・市庁駅)

作り方。機械が量るのは茶と乳だけ、抹茶は秤の上で手作業

カウンターの中では、壁に埋め込んだ注ぎ出し機が中心です。下の冷蔵庫に茶と乳のタンクが約10本入っていて、チューブで機械につながっています。タッチパネルで定量を計量カップに出し、2連の撹拌機で混ぜ、紙カップは封口機で封をします。上海の店で見た自動調飲機と同じ考え方です。

CHAGEEソウル店のカウンター下の冷蔵庫。透明な容器に白い液と黄色がかった白い液が入り、容器の口から白いチューブが機械へ伸びている
カウンター下の冷蔵庫。茶と乳のタンクからチューブが機械へ伸びる。白い液と、少し黄色がかった白い液のタンクが別々に入っていた(撮影: 当社スタッフ、2026年10月、ソウル・市庁駅)

ところが、販促の主役の抹茶ラテは手作業でした。秤にカップをのせ、ボトルから抹茶の液を注ぎ、別のボトルから乳を絞って混ぜる、という手順を1杯ずつやっています。動画で数えると1〜2杯に80秒以上かかっていました。ミルクティーの注ぎ出しが30〜40秒で終わるのとは、かかる時間が違います。

CHAGEEソウル店のカウンターで、秤にのせたカップに計量カップから抹茶の液を注いでいる手元。手前に朝に作った抹茶の液が入った白いボトル
抹茶ラテを作るところ。秤の上のカップに、計量カップから抹茶の液を注いでいる。手前の白いボトルは朝に作った抹茶の液(撮影: 当社スタッフ、2026年10月、ソウル・市庁駅)

タンクとボトルには同じ形のラベルが貼ってあります。読めた中身は、品名、開始時刻(当日の7時38分)、終了時刻(同じ日の23時59分)、冷蔵保管、担当者の名前とQRコードでした。表記は英語です。朝7時台に人が入って液を作り、残った分はその日のうちに捨てる運用だとわかります。

当社の見方

市庁駅の店で、CHAGEEの型のどこまでが機械で、どこからが人かがはっきり見えました。機械が量るのは茶と乳だけで、抹茶、フォーム、果物は人がやっています。朝に作った液を冷蔵で持つやり方は速い代わりに、朝の仕込みと夜の廃棄がついて回ります。日本の店が同じ方向を目指すなら、濃く抽出した茶を注文のたびに割る形にすると、仕込みと廃棄を減らしたまま、同じ味を速く出す部分だけを取り入れられます。もうひとつは値付けです。同じ茶葉を、砂糖なしの濃い茶として名前を変えて出すだけで、400〜500ウォン高く売れていました。茶を濃く出してコーヒーのように売る商品は日本ではまだ少なく、先に出した店の看板になります。

日本上陸はいつか。法人登記とInstagramから読む現在地

日本については、会社の公式な発表がまだありません。2026年8月28日の決算説明会でも、すでに店を出している市場として挙げたのはシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、米国、韓国の8か国で、日本の名前は出ていません。ただ、公開されている事実を時系列に並べると、準備が進んでいることは読み取れます。

時期できごと出所
2025年4月1日CHAGEE JAPAN株式会社が設立される。所在地は東京都港区赤坂の赤坂インターシティ。法人番号7010401189185国税庁の法人番号公表サイト、gBizINFO
2025年12月法人情報には港区浜松町の世界貿易センタービルディング南館の所在地も登録されている(2025年12月更新分)gBizINFO
2026年4月3日ロゴとメニューの見た目がCHAGEEに似た日本のブランドが大阪と東京への出店を予告し、CHAGEEの顧客窓口が「重く受け止めて記録した」と回答したと中国メディアが報道中国新聞網
2026年4月30日日本向けの公式Instagramアカウントが開設される。同じ日に韓国で3店が開店K-vibin ほか日本のブログ各種
2026年8月時点公式サイトに日本の店舗の掲載はなく、東京勤務のPR・イベントマーケティングとサプライチェーンの求人が出ていると日本のブログが伝えているくらしのしっぽ(2026年8月17日確認)

韓国の例を当てはめると、韓国は2026年3月の決算説明会で「第2四半期に進出する」と予告し、4月30日に開店しました。日本は法人設立から1年半が経ち、Instagramの開設から5か月です。正式な発表があるとすれば四半期決算の場か公式Instagramで、開店はその後になります。この記事では時期を推測しません。

日本の価格はいくらになるか。当社の見方

ここからは当社の見方です。海外の価格を円に直すと、タイが約425〜575円、韓国が約530〜710円、中国が約350〜510円です。日本の家賃と人件費を考えると、レギュラーサイズで600〜800円の帯に入るのが自然だと当社は見ています。これは日本の大手ティースタンドの価格帯と重なります。蜜雪氷城が「安さ」で日本に入って苦戦したのと違い、CHAGEEは価格ではなく「茶葉の香り」と「店の見た目」で戦う型なので、日本の市場との相性は蜜雪より良いというのが当社の見方です。根拠は、日本ではすでに紅茶や烏龍茶のミルクティーが定着していて、甘さ控えめで茶の味が濃い飲み物を好む傾向があることです。

飲食店が真似できること、できないこと

飲食店の食材を扱う会社として、CHAGEEの仕組みのうち日本の飲食店やカフェに持ち込めるものを分けて考えました。ここも当社の見方です。

味は土台、見た目で選ばれる店。当社スタッフが上海とソウルで見たこと

当社スタッフが2026年9月に上海、10月にソウルの店で飲んだ感想は、茶の香りがはっきりしていておいしい、というものでした。味は土台としてきちんと作ってあります。そのうえで客を店に呼んでいるのは、カップ、店の内装、グッズの見た目と分かりやすさに見えました。1品集中とデジタル化は、この味を誰が作っても同じに出すための仕組みです。

上海のCHAGEE店内のカウンターに置かれた、紺地に白の模様とCHAGEEのロゴが入ったカップと紙ストロー。窓にはディズニープリンセスのイラスト
上海の店舗のカウンター。紺地に白でロゴと模様を入れたカップ、紙ストローの袋、店の窓のディズニーとのコラボのイラストまで、飲む前に「見せる」要素がそろっています(撮影: 当社スタッフ、2026年9月、上海)

その力の中心がデザインとコラボです。上海の店では、ディズニープリンセスの絵をカップと窓に使った低カフェインのシリーズが売られていて、店の一角は「CHAGEE TEA BAR」と名付けたグッズ売り場になっていました。ティーバッグの箱が49元、タンブラーや水筒が129〜399元と、ドリンク1杯の3〜20倍の値段の物が棚に並んでいます。2026年9月2日にはディズニーと組んで京劇の5つの役柄に合わせた5種類のティーバッグの詰め合わせを出し、9月10日には香港とマカオで文学作品「星の王子さま」との共同企画として抹茶の3品と限定グッズを出しています。カップの柄を季節とコラボで変え続けることで、同じ伯牙絶弦でも「今回の柄」を撮って投稿する理由が生まれます。

上海のCHAGEE店舗のグッズ棚「CHAGEE TEA BAR」。上段に茶器のギフトセットと色とりどりの水筒、下段に青い花柄のマグとタンブラー、レモン柄のボトルが値札付きで並ぶ
上海の店舗のグッズ棚「CHAGEE TEA BAR」。茶器のギフトセット、水筒、タンブラー、マグが値札付きで並び、ドリンクを待つ間に見て回れる配置です(撮影: 当社スタッフ、2026年9月、上海)

真似できること

真似できないこと

看板メニューは何でできているか。業務用で再現するなら

最後に、CHAGEEの主なメニューを素材の目で分解します。どれも茶葉のお茶と牛乳が主役で、特別な材料は使っていません。

メニュー主な素材店で必要なもの
伯牙絶弦(ジャスミン緑茶のミルクティー)ジャスミン茶の茶葉、牛乳、シロップお茶を濃く淹れる道具、シェイカー
桃桃烏龍(ピーチ烏龍ミルクティー)烏龍茶の茶葉、牛乳、桃のシロップ同上
万里木蘭(紅茶のミルクティー)紅茶の茶葉、牛乳、シロップ同上
花田烏龍(烏龍茶のミルクティー)烏龍茶の茶葉、牛乳、シロップ同上
純茶(ストレートティー)茶葉、水、氷お茶を淹れる道具、製氷機
上海のCHAGEE店舗のメニュー画面。原葉鮮奶茶(フレッシュミルクティー)の欄に伯牙絶弦、万里木蘭、花田烏龍などが中サイズ16元、大サイズ20元前後で並び、低カフェインのシリーズとディズニーコラボのカップも掲載
上海の店舗のメニュー画面。ミルクティーは中サイズ16元、大サイズ20元前後で、伯牙絶弦は一番上に載っています。左端は低カフェインのシリーズ、上段はディズニーとのコラボのカップです(撮影: 当社スタッフ、2026年9月、上海)

日本の飲食店やカフェが同じ方向のメニューを組むなら、茶葉はジャスミン茶、四季春(台湾の軽い烏龍茶)、蜜香紅茶の3種類があれば、この表の上から4つは作れます。ポイントは茶葉を「濃く淹れる」ことで、CHAGEEの1杯の66%がお茶であることを思い出してください。牛乳の量を先に決めて、そこに負けない濃さのお茶を作ると、CHAGEEの型に近づきます。CHAGEEと違って店の数で原価を下げられない分、仕入れをまとめて安くする側に回るのが現実的です。

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よくある質問

CHAGEEの読み方は?
英語名は「チャジー」と読みます。中国語名は「霸王茶姫」で、発音は「バーワンチャージー」に近く、日本のメディアでは常用漢字で「覇王茶姫」と書かれることもあります。名前は京劇の演目「覇王別姫」から取られていて、ロゴの女性は京劇の女形(花旦)がモデルです。
CHAGEEはどこの国のブランドですか?
中国のブランドです。2017年に雲南省昆明で張俊傑氏が創業し、2021年に本社を四川省成都に移しました。海外事業の拠点は上海にあります。2025年4月に米国のNASDAQに上場し、2026年6月末の店舗数は7,639店で、そのうち海外は8か国399店です。
CHAGEEの日本上陸はいつですか?
この記事の公開時点で、会社からの正式な発表はありません。ただし2025年4月1日に東京都港区で日本法人のCHAGEE JAPAN株式会社が設立され、2026年4月30日には公式の日本向けInstagramアカウントが開設されています。同じ日に韓国のソウルで3店が同時に開店しており、次の展開先として日本の準備が進んでいると見られます。
CHAGEEの店舗数は?
2026年6月末で7,639店です。内訳は加盟店が6,756店、直営店が883店で、地域別では中国本土・香港・マカオが7,240店、海外が399店です。海外はマレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、米国、韓国の8か国です。店舗数は2022年末の1,087店から3年半で7倍になりました。
CHAGEEは上場していますか?
2025年4月17日に米国のNASDAQに上場しました。ティッカーはCHAで、上場で約4億1,100万ドルを調達し、初日の時価総額は59億ドルを超えました。2025年通期の売上は129億1,000万元(約3,000億円)、2026年第2四半期の売上は34億1,500万元で、14四半期連続の黒字です。
CHAGEEはなぜ人気があるのですか?
甘さやトッピングではなく茶葉の香りで勝負したことと、看板の「伯牙絶弦」に集中したことが理由です。伯牙絶弦はジャスミン緑茶と牛乳だけのシンプルなミルクティーで、2022年からの3年半で12億5,000万杯売れ、売上の4割以上を占めます。2023年には業界で初めて全商品のカロリーを公開し、健康志向の若い層をつかみました。
CHAGEEのフランチャイズに加盟できますか?費用はいくらですか?
中国では加盟店が全店の88%を占め、証券会社のレポートによると開業前の予算は加盟費、設備費16万元、初回の原料、内装などで51万5,000元(約1,180万円)から、家賃などを含めた総投資は80万〜120万元(約1,840万〜2,760万円)です。日本での加盟条件は公表されていません。
参考にした資料(28本。別タブで開きます)

数字は、各資料が公表した時点のままです。店舗数や価格は変わりやすいため、本文では時点を併記しています。TEDIAの性能値は同社の自社発表で、第三者の測定ではありません。

執筆者 神戸慧士の顔写真
執筆: 神戸 慧士(マルイ物産 データ分析)
数字はすべて公開資料からの引用で、当社の見方は「当社の見方」と明記した部分に限っています。店舗数や価格は変わりやすいため、時点を併記しています。写真はすべて実物です。冒頭の店舗外観はWikimedia Commonsのクリエイティブ・コモンズ写真、それ以外は2026年9月に当社スタッフが上海の店舗で撮影したものです。
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